GREETING
代表挨拶
代表取締役社長 乾昌弘
1868(慶応4)年1月、江戸幕府に代わる新政府「明治政府」が発足。政治、社会の大変革が始まります。そうした激動の時代、また一方で、
新時代の訪れに人々が期待に大きく胸をふくらませる中、1874(明治7)年、「明新社」の源流、原点となる「阪田購文堂」が、当時、開国
に伴う西洋文化の流入で技術革新が進む印刷業に進出。江戸末期の1857(安政4)年、オランダ人の活版印刷技師が長崎の出島に印
刷所を設置してから17年後のことでした。そして後に、【明治維新】につながる【明治·御一新】から「明新」の2文字を引用し、「明新社」
が誕生します。
当時の“先端技術”である活版印刷は文明開化の流れに乗り、日本社会に急速に浸透。新聞、雑誌、書物の分野で大きな力を発揮してい
くことになります。今では、世界最大の発行部数を誇る「読売新聞」が創刊されたのも「明新社」創業と同じ1874(明治7)年。明治政府
が推進した欧米先進列強諸国と肩をならべる近代日本化において、印刷技術はなくてはならない役割を果たしたのです。
そして、時代は、大正から昭和、平成、現代の令和へ。先人たちは、「明新」という名前に込められた創業者の想いを、途切れることなく
大切に受け継ぎながら、幾多の挑戦を続け、弛まぬ改革を重ね、社業を拡大、発展させます。どんな時代にあっても「明るい方向に向か
って、新たなり」。そしてこの度、2024(令和6)年、創業150周年という大きな節目を迎えることができました。
明治の“先端技術”、印刷からスタートして150年。事業領域の拡大、激変する社会情勢に対応し、「明新印刷株式会社」となっていた社名
から「印刷」の2文字を外し、「明新社」に変更してから20年。まず、お伝えしなければいけないのは、地域の皆様、多くのお客様、そして、
奈良という土地への感謝の気持ちです。その感謝の気持ちを、より深く胸に刻みながら、[NEXTMEISHIN]、新しい「明新社」
が、次の一歩を踏み出します。